本日の1枚は天上聖母のカード
限りない受容と愛を象徴するカードです。
天上聖母は元々は道教の女神で、日本では古来から、弟橘比売や
観音様と同一視されている経緯があります。
慈愛と受容・・スピリチュアルな事柄に注目が集まった頃から、
皆の知るところとなっている言葉ですが、実際にその意味を自分の
意識や魂のレベルで理解、体感することはなにげに難しく感じるものです。
けれども、人の人生は実にシンプルで、生まれたての赤ちゃんは
母親の胸に抱かれているとき一切の不安を持たず、ただ安心して
眠ります。
絶対的な愛と安心がそこにあることを生まれたときから
理解しています。
大人になるにつれ、色々と人それぞれに体験していく事柄から
素直になれなかったり、素の自分を出せなかったりしながら過ごす
内に実は安心すること、甘えることを逆に忘れてしまうのです。
時には自分だけの時間をしっかりと取って、誰かに甘えたり、
お母さんとのんびりお話ししてみましょう。
お母さんとの間にわだかまりや、負の感情が存在するならば、
そろそろそれらを手放し、許し合い、再び愛する事で
自分自身を癒やす必要がある事をこのカードは告げています。
疲れていたり、辛いことがたくさんある人は、頑張りすぎずに
ちょっとだけ、自分を甘やかしてあげましょう。
そして、元気が出たら、今度はほんの少しで良いので、あなたの
身近な人に優しくしてあげましょう。
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