リーディングのトレーニングの小ネタです。
タロットのリーディングについてのページで、
カードが上手に読めないとお嘆きの方向けの記事を
書きましたが、では具体的に何か効果的なタロット占い
の練習方法はないかと思われる方もいるかなと
いう事で、このページでは、その小ネタみたいな
ものをひとつ書き留めておこうかなと思います。
■三題話で遊びながらトレーニングする
三題話というのは、もともとは三題噺と言われる
落語の用語から来ています。寄席で落語家が、
ランダムにお客さんを3人指名して、それぞれに
適当な言葉やお題を提供してもらい、そのお題を
入れた即興噺をする事を言います。
これは、タロット占いに限らず、卜占の練習には
結構有効で、昔私がタロット占いを教えていた時は
生徒さんによく遊びながら練習をしてもらいました。
毎日コツコツと1日30分から1時間程度練習すると、
カードのリーディングが結構上達しますので、
試してみていただくと良いかと思います。
やり方は簡単で、メモ帳やノートを用意して、
カードを通常の占いの時のように3枚出します。
その3枚のカードで何か短い物語を作ります。そして
なぜそう思ったのか、なぜこういうお話になったのか、
物語のその先はどんな事が想像できるか等などを
考えたり書き留めたりしていくだけです。
出来れば先に用意するものにメモ帳も書きましたが、
ちゃんとしたノートの方が色々な事を書き留めておけるので
オススメです。ある程度溜まったら読み返してみても
いいですし、その中から自分のリーディング時に
思いつく事の偏りや物語の傾向などもチェックすると
参考になるかと思います。
難しく考えずに、3つのカードでお話を作り、
それについて自分なりの考察をメモしておくだけです。
そして後日見直す。
タロットカードを机の上に広げたけれど、自分の
ボキャブラリーが少ないとか、混乱してしまうと
いう人は練習を続けていくと結構自分のワードが
増えたり、ポジティブなお話づくりをしやすいのか、
ネガティブなお話づくりをしてしまうのかも
見極められて、リーディングへの姿勢も調整する
事ができるでしょう。
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